宇土の家

県道と市道に挟まれた一角に計画した保険代理店兼住宅です。
少し特徴のある敷地の形状を活かすため、車の出し入れのしやすさ、店舗と住居の配置に気を付けました。
県道に面して店舗の入り口を、市道に面して住居の入り口を設けましたが、それぞれの面が異なる表情を見せつつも、互いによいアクセントとなるようデザインしています。
住居の玄関を開けると、広々とした吹き抜けと形の異なる大きな窓、印象的な曲がり方をした鉄骨の階段が目に入り、自然と2階に足を運びたくなるような仕掛けを取り入れました。
日当たり、風通しがよい2階の廊下には長いベンチを設置し、家のあちこちで楽しい時間を過ごせるよう工夫しました。

― 宇土の家 ―
竣工/ 2016年5月
所在地/宇土市
工事種別/新築
構造・構法/木造2階建て
基礎/ベタ基礎コンクリート
敷地面積/217.08㎡(65.66坪)
建築面積/87.63㎡(26.50坪)
延床面積/135.67㎡(41.04坪)
  1F/84.16㎡(25.45坪)
  2F/51.51㎡(15.58坪)

― 主な外部仕上げ ―
屋根/カラーGLタテハゼ葺き
外壁/防火サイディング+弾性リシン吹付け
開口部/住宅アルミサッシ
ポーチ  床/豆砂利洗い出し仕上 
断熱材  壁・天井/高性能グラスウール

― 主な内部仕上げ ―
床/無垢フローリング
壁・天井/ビニルクロス貼り
建具/木製建具