「運命」という名のガラス工房
2月9日、兵庫と京都の県境にあるsorte glass 関野亮、ゆうこ ご夫妻の工房を訪ねました。
新幹線を京都で降りてそれからさらに特急で30分、工房のある園部駅に到着。
そこまで、関野さんが迎えに来て下さいました。
この日は、2日前に降った雪がまだ残り、冷たい風が吹いていました。
sorte イタリア語で、運命・未来
到着してすぐに作品達を見せて頂きました。
待ちに待ったお二方の作品。
ゴブレット(関野亮さん)
おちょこ(関野ゆうこさん)
私達のために、ゴブレットを1つ製作して下さいました。
「これを今から作ります。」と言って下絵を描いてくれました。
初めて見る吹きガラスの制作。最初きゃーきゃー言いながら見学をしていたのですが、
次第に見入っていきました。
製作を見せて頂くまでは、勝手な想像でご夫婦別々にそれぞれの作品を
お一人で制作をされていると思っていました。
私たちが見せて頂いたゴブレットは亮さんをゆうこさんがサポートされる形で作られます。
まさに阿吽の呼吸。
今回は、亮さんの作品を見せて頂いたのですが、
ゆうこさんの作品の際は立場が逆転した形で亮さんがゆうこさんをサポートされるそうです。
見せて頂いた全工程約一時間の制作。
本当に時間との勝負。一瞬も気が抜けない作業。お二人の動きに1mmも無駄がありませんでした。
出来立てのゴブレット。これを12時間かけて徐冷します。
そのsorte glass が今秋、はじめギャラリーに初登場します。
楽しみにお待ちくださいね。sorte glassのHPもチェックしてみてください。