これはなんでしょう

これは何だかわかりますか?
ちょっと引いてみると・・・
もうお分かりでしょうか?
この文様の様な形は、住宅のコンクリート基礎部分でした。
「基礎」とは、住宅の土台となる部分をさします。
こちらは以前地鎮祭の様子を取り上げさせて頂いた物件ですが、今は基礎となるコンクリート打ちが終わった状態まで工程が進みました。
こうしてみていると迷路みたいで面白い形をしていますね。
コンクリートから出ているネジみたいなものは、アンカーボルトといって
基礎部分と上に来る木造部分をつなげる為のジョイントになります。
これから土台敷きという、木材をのせていく工程に入り、柱、梁、母屋などの構造材を組み立てていく段階に入っていきます。
この基礎部分は土台となる場所なので、しっかりと水平に作らなければならない大事な工程なのです。
ちなみに、昔の住宅はコンクリートではなく、束石の上に柱がのっているだけの構造なんです。
そういわれれば、おばあちゃん家などでは縁側の下から床下が覗けたりしていましたよね。
現在はコンクリート基礎のおかげで、断熱効果も上がり床下からの害虫の侵入も防ぎやすくなりました。
害虫って快適に過ごす上では、かなり気になるところですよね。
木造住宅では、白蟻をどうやって予防するかも大事になってきます。
だから、木材には始めから防蟻処理を施したり、建てた後もメンテナンスとして白蟻駆除が大事なんですよね。
生物を使うからには、性質を分かって大事に付き合っていきたいものです。
またこちらの物件は工事が進み次第更新いたします。