川辺に建つ家

金峰山の夕日と河原の木がなんとものどかな川辺に建つ家です。
この川からの風で、就寝中も防犯と両立させながら冷房不要で過せるように、屋上の排熱塔と川と反対側の道路や建物等の蓄熱体との温度差により、家の中を吹き抜けるように工夫してあります。
また、冬は太陽光による床下蓄熱暖房(浴室等への給湯もできます。)で全室寒くないような工夫がされています。
素材は合板などの新建材はいっさい使わず、無垢の木・石・シラスの土壁・手漉和紙などとし、健康上有効なだけでなく、時と共に味わいを増すデザインとなっています。

― 川辺に建つ家 ―
竣工/2008年2月
用途/専用住宅
構造/木造2階建
延床面積/218.80㎡(66.19坪)